仮想通貨って何?
初心者にも分かるように教えてほしいです。
上記のような質問に答えます。
本記事の内容
本記事を読めば、仮想通貨の基礎知識がマルっと理解できます。仮想通貨の特徴や購入方法を初心者向けにわかりやすく解説しているのでぜひご覧下さい。
結論から言うと仮想通貨とはインターネット上でやりとりできるお金のこと。仮想通貨の代表はビットコイン(BTC)で2009年の誕生以来、変動しながらもその価値は上昇し続けています。
ビットコインは通称「デジタルゴールド」と呼ばれるくらいの資産価値がついてます。詳しくは記事内で解説していますが、仮想通貨にはブロックチェーンという最新テクノロジーが使われています。
日本円の価値が低下するこれからの時代ビットコインを資産として保有する人も増えるでしょう。たとえ今の時点でビットコインに高額投資できなくても「買い方」をマスターするだけでも他の人と「差」を付けることができるかと。
本記事では仮想通貨についてわかりやすく解説しています。
ただし、もっともコスパ良く理解するにはワンコインだけでもビットコインを購入するのがおすすめ。
ビットコインなどの仮想通貨を購入するためには国内の仮想通貨取引所(仮想通貨を預ける銀行のようなもの)の口座開設が必要です。
国内の仮想通貨取引所でオススメなのはCoincheck(コインチェック)。取引所の口座開設は無料でOK。登録は30分程度あればサクッと登録完了できる。
仮想通貨取引所の口座開設は無料。仮想通貨ビットコインは500円から購入OKなのでほぼノーリスクで始められます。
公式サイトの手順に従って操作をすすめればサクッと口座開設できますよ。とはいえちょっとむずかしいと感じたら口座開設のやり方を下記記事で画像たっぷり解説をしているので参考にして下さい。
本記事で仮装通貨の基本をサクッとおさえたら実際にビットコインを購入して理解を深めましょう。
ぶっちゃけ仮装通貨で資産形成する以上に仮装通貨という最新テクノロジーを触れるだけでも価値アリです。
仮想通貨とは
仮想通貨とはインターネット上でやりとりできる世界共通のお金。
ただし、日本円やドルのような法定通貨(ふうつのお金)とはちがいます。ふつうのお金は国が発行しその国の法律で認められた紙幣や硬貨が使われます。
一方、仮想通貨は国による管理がないためネット環境さえあれば、世界中いつでもどこでも使えます。仮想通貨は何万種類もありますが、その代表格がビットコイン(BTC)です。
仮想通貨の分類イメージは下記の通り。
ビットコインは2009年に運用が開始。ビットコイン誕生後、アルトコインと呼ばれる派生の仮想通貨が次々と生まれ、現在に至ります。
メモ
- 仮想通貨も暗号資産も同じ意味。
- 英語では「Crypto Currency(クリプトカレンシー)」と表記。
※「クリプト」は「暗号」「カレンシー」は「通貨」という意味
法定通貨と仮想通貨を交換する仮想通貨取引所が登場したことで、一般的な保有が広がりました。
2017年の「仮想通貨バブル」や「億り人」なども記憶に新しいですね。
仮想通貨の歴史
仮想通貨の理解を深めるためにサクッと歴史を振りかえってみましょう。
仮想通貨の誕生から流通まで流れは下記の通り
仮想通貨の歴史
- 2008年:ブロックチェーンの論文発表
- 2009年:ビットコインの誕生
- 2010年:ビットコインに価値が付く
初期の仮想通貨に関しては、仮想通貨の歴史=ビットコインの歴史ととらえてOKです。
歴史や概念は頭の片隅に置いておくと便利です。
流れをおさえておくと自分の頭で考えらるようになります。
特に2010年は要注目!
2008年:ブロックチェーンの論文発表
仮想通貨はそもそも2008年に発表されたある論文がきっかけ。
2008年10月にサトシ ナカモトと名乗る人物がインターネット上に仮想通貨に関する論文を投稿。
2009年:ビットコインの誕生
投稿から3ヵ月後にはこの論文に基づいたソフトウェアが公開されました。
これが現在、代表的な仮想通貨として知られるビットコイン(BTC)です。
2010年:ビットコインに価値が付く
2010年2月にビットコインの取引所が開設。
当時は超マイナーな存在だったので取引は一部の人々の間でのみで行われていました。2010年5月に歴史が動きます。
- とあるプログラマーが半ば冗談で「誰か、僕のビットコイン1万枚とピザを交換しないかい?」というメッセージを仮想通貨のメーリングリストに投稿。
- すると、その書き込みをおもしろがった別のプログラマーが、ピザ屋にLサイズピザ2枚(25ドル)を注文して投稿者の家に届けさせ、代わりに1万ビットコインを手に入れました。
このピザの売買が仮想通貨が世界で最初に使われた例とされています。
以上、仮想通貨(ビットコイン)の超ザックリとした歴史でした。まとめますと仮想通貨の歴史は下記の通り。
仮想通貨の歴史
- 2008年:ブロックチェーンの論文発表
- 2009年:ビットコインの誕生
- 2010年:ビットコインに価値が付く
という感じで論文発表からわずか2年でその価値が証明されたわけですから歴史的事件ですね。
「ピザと交換」の件もあり、ビットコインは世界中で注目を集めることに。
特にコンピュータ系のニュースサイトに取り上げられ価値を持つようになりました。
仮想通貨の特徴
ここからは仮想通貨の特徴について解説します。
ザックリ言うと特徴は下記5つ。
仮想通貨5つの特徴
- ①:デジタル通貨である
- ②:中央銀行が存在しない
- ③:ネット上で分散的に管理
- ④:ブロックチェーン技術の活用
- ⑤:日本円などの法定通貨に両替できる
一つずつ解説していきますね。
①:デジタル通貨である
1つ目の特徴はデジタル通貨であること。
デジタル通貨とはその名の通りデジタルデータに変換されたお金。
たとえば、日本円の場合100円玉や1,000円札といった硬貨や紙幣として実際に手で触ることができます。一方、仮想通貨はデジタルデータであるため実体がありませんがネット上で決済可能。
…じゃあ、同じデジタル通貨のSuicaやPayPayなどの「電子マネー」も仮想通貨と同じなの?
と思うかもですが、仮想通貨と電子マネーは別ものです。理由は以下のとおり。
仮想通貨と電子マネーとのちがい
- 仮想通貨:ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨は銘柄ごとに価格が変動する。
- 電子マネー:SuicaやPayPayなどの日本円を基準としているため価格は変動しない
その他、送金の可否や使用できる地域などにおいて両者に違いあります。仮想通貨はネットがあれば世界中どこでも使えますが、PayPayなどの電子マネーは使用地域が限定的。
同じデジタル通貨ですが使える範囲が桁違いですね。
②:中央銀行が存在しない
仮想通貨の発行元には中央銀行が存在しません。
世の中に流通している法定通貨のお金は各国の政府や中央銀行がその価値を保証しています。
たとえば、日本円のお札は日本政府が「これは1,000円分の価値がある」と保証しているから、私たち日本人はそれを信じて使えるわけですね。
お金は「信用」で成立しています。
実はビットコインの価値も同じロジックです。
ビットコインは政府や銀行が価値を保証していませんが、人々がブロックチェーンの利便性や将来性を「信じる」ことで価値が生まれ取引が成立しています。
代表的な仮想通貨の現在価値は…
- 1BTC(ビットコイン)=約1,000万円
- 1ETH(イーサ)=約50万円
※2024年3月時点
という価値なのですごいですよね。
とはいえ、政府や中央銀行などから保証がない仮想通貨がなぜ多くの人々から「信用」されて通貨としての価値を認められているのでしょうか。
仮想通貨が「信用」される理由は管理の仕組みが関係しています。
③:ネット上で分散管理されている
仮想通貨が通貨として「信用」される大きな理由は仮想通貨がネット上で分散管理されているから。
ちょっとイメージしにくいかもですが、ビットコインなどの仮想通貨の取引情報はネット上で分散管理されています。つまり、国家や企業など1つの中央機関がコントロールするのではなく不特定多数の人々が同時的かつ分散的に管理する仕組み。
仮想通貨の取引履歴は分散管理されるブロックチェーン技術によって情報がほぼ改ざんできません。このクリアな仮想通貨の管理システムが人々の信用を集めています。
国家や企業は人間であるがゆえにデータを改ざんすることがあります。
一方、ブロックチェーンは自然の物理法則のようにデータの改ざんを許しません。
④:ブロックチェーン技術の活用
仮想通貨の価値はブロックチェーン技術の活用ありきです。
ブロックチェーン技術をイメージするため、あえてザックリたとえるなら…ブロックチェーンとはみんなで見られる「共通の預金通帳」です。
たとえば、世界のどこかにいる誰かが仮想通貨を送受信するたび、その取引情報は全世界共通の預金通帳に記帳され、世界中の全員で確認できます。
ブロックチェーンはお金の取引履歴が一箇所ではなく世界中のコンピューター内、つまり複数の場所に保存されています。
仕組みとしては、取引ごとに「取引ブロック」が作られ最新の「取引ブロック」と前回の「取引ブロック」が鎖のようにつながっていきます。
ひとまず「そういう仕組みなのね」くらいの理解で良いと思います。
ブロックチェーン技術が誕生して以来、ブロックチェーンのシステムそのものがハッキング被害を受けたことはありません。
⑤:日本円などの法定通貨に両替できる
仮想通貨は法定通貨に両替できます。
PayPayなどの電子マネーは日本円に両替できませんが、ビットコインなどの仮想通貨はその時点の価格で日本円やドルなどの法定通貨に換金できます。
なので、ある仮想通貨を買った時点から価値が上昇すれば売却により利益が得られます。
仮想通貨は法定通貨に換金できるため「株式投資」のように投資目的で仮想通貨を購入する人が増えています
以上、仮想通貨5つの特徴でした。おさらいすると特徴は以下の通り。
仮想通貨5つの特徴
- ①:デジタル通貨である
- ②:中央銀行が存在しない
- ③:ネット上で分散的に管理
- ④:ブロックチェーン技術の活用
- ⑤:日本円などの法定通貨に両替できる
仮想通貨は2009年に誕生した人類の新しい通貨。ブロックチェーンの革新的な技術を利用しているためグローバル化がすすむこれからの時代にますます求められるでしょう。
インターネット革命で世界が変わったように、ブロックチェーン技術で世界がまた変わるでしょう。
仮想通貨と現金のちがい
ここからは「仮想通貨」「電子マネー」「現金(日本円)」の違いを解説します。
違いは下記の通り。
3種類のお金
仮想通貨 | 電子マネー | 現金(日本円) | |
具体例 | BTC(ビットコイン) ETH(イーサ) |
PayPay Suica |
1万円札 500円玉 |
媒体 | デジタル | デジタル | アナログ |
管理方法 | 分散管理(ブロックチェーン) | 中央管理(特定の企業:日本円に代替) | 中央管理(日本国) |
使える地域 | 世界中(ネット上) | 日本国内 | 日本国内 |
現金化 | できる 仮想通貨取引所を利用 |
できない | 現金のまま |
仮想通貨
「仮想通貨」とはインターネット上でやりとりできる世界共通のデジタル通貨。
デジタル通貨という点では「電子マネー」と同じですが管理方法がちがいます。「仮想通貨」は「現金」や「電子マネー」とちがって発行元に国家などの管理者が存在しません。
そんな管理者のいない通貨は信用できるの?
と思われそうですが大丈夫。
なぜなら「仮想通貨」はブロックチェーンの分散管理システムによって価値が担保されているから。
ブロックチェーン管理なら信用できる!
ぶっちゃけ、ブロックチェーンの仕組みを100%説明できる人はほぼいないと思います。でも、もはや信用が信用を産んで今日に至るわけですね。
仮想通貨は現金や電子マネーとちがって特定の国家や組織によって価値が保証されていません。
とはいえ、仮想通貨は国内の仮想通貨取引所を介せば日本円などの法定通貨に両替できるので便利です
電子マネー
「電子マネー」とはSuicaやPayPayプリペイドカードなどのデジタル通貨。
お金の価値をデータ化してカードやスマホなどにチャージをして使用します。
「電子データ」なので物理的に触れませんが価値は法定通貨に紐付いているので「現金」と同じように使えます。
ただし「電子マネー」そのものは「現金」に変えることはできません。仮に「電子マネー」を現金化したい場合は、たとえば「電子マネー」で購入したiPhoneを転売することで「現金」に出来ますね。
現金
日本円や米ドルなどの「現金」は政府の中央銀行によって発行・管理されています。
当然のことながら紙幣や硬貨などは実際に手に触れることが可能。そしてその価値を国民が「信用」しているから価値があります。
現金は特定の国家に管理された法定通貨であり、強制通用力のある支払手段として保証されています。
仮想通貨の5つのメリット
仮想通貨には主に以下5つのメリットがあります。
仮想通貨5つのメリット
- ①:手数料が安い
- ②:送金スピードが早い
- ③:少額から購入できる
- ④:24時間365日取引OK
- ⑤:将来性がある
「仮想通貨」にはどのようなメリットがあるか順番にサクサク見ていきましょう。
①:手数料が安い
仮想通貨の各種手数料は法定通貨よりも安いです。
従来の金融システムでは預金者の引き出しにそなえて大量の現金を用意しておく必要があります。現金郵送やATM設置などのコストがかかるので各種手数料が割高になります。
一方、仮想通貨の金融システムだと現金のような管理コストは不要なので手数料はおさえられますよね。
また、海外にお金を送金する際、現金だと数千円程度の手数料が必要ですが仮想通貨だと数百円程度の手数料でOK。
手数料の安さが知れわたれば個人も企業も利用しはじめるでしょう。
②:送金スピードが早い
手数料の安さに加えて送金スピードが早い。
送金先が個人でも企業でも送金先(送金アドレス)に金額を入力するだけでサクッと送金できます。
「現金」や「電子マネー」などで銀行振込をする場合、時間帯によっては翌日の着金になることがあります。でも、仮想通貨は相手先に直接送金をするので国際送金であっても10分程度で送金が完了します。
日本人は海外に行くことが少ないので国際送金のメリットを感じにくいかも。
でも、商品を売って外資を稼ぐには仮想通貨ほど便利なものはありません。
③:少額から購入できる
仮想通貨は数百円からの少額投資が可能です。
近年、仮想通貨、特にビットコインは資産的な価値を認められるようになってきました。仮想通貨は立派な投資対象です。
たしかに「1BTC=1,000万円」という数字(通貨レート)を目にすると到底一般人には購入できないように感じますがそんなことはありません。
ビットコインやイーサリアムに加えてさまざまな仮想通貨が仮想通貨取引所で売買されていますが、その多くは最低取引価格が低く数百円程度から投資が可能。
実際に日本円でビットコインを購入する場合は下記のように分割購入(単位を調整)ができます’。
- 1BTC→1,000万円
- 0.1BTC→100万円
- 0.01BTC→10万円
- 0.001BTC→1万円
- 0.0001BTC→1,000円
- 0.00001BTC→100円
1BTC=1,000万円とした場合
反対に日本円を基準にビットコインの購入金額(円とBTC両替)を下記のように指定することもOK。
- 10,000円=0.001BTC
- 1,000円=0.0001BTC
0.0001BTCを購入するというより1000円分のBTCを購入すると言った方が分かりやすいですよね。
④:24時間365日取引OK
仮想通貨の取引は24時間365日可能です。
証券取引所での株式取引は基本的に平日昼間だけですし、外国為替証拠金の取引もだいたい日曜は休み。
でも、仮想通貨はちがいます。
仮想通貨の取引は24時間365日休むことなく取引OK。ブロックチェーンで管理されているためですね。
日中は仕事で働いて夜は仮想通貨の取引、平日は本業に専念して週末は仮想通貨の取引をするなど自由なスタイルで取引できるかと
⑤:将来性がある
ブロックチェーン利用した仮想通貨市場は将来性があります。
世界的に仮想通貨の利用者数は増加傾向ですが、まだまだ少数派。仮想通貨決済企業のTripleAの調査によると、世界の国や地域における仮想通貨所有率は平均4.2%(2023年時点)。
世界の仮想通貨ユーザー総数は4億2,000万人を超えると推定しているので、「のびしろ」しかないですね。
一部の地域ではビットコインを法定通貨として利用しはじめています。利用する人が増えると当然その価値も高くなりますよね。
ちなみに日本国内の仮想通貨ユーザーは超少数派なので、少しでも早く仮想通貨を手にすることで色々なメリットが得られるでしょう。
今のうちに仮想通貨を勉強して先行者優位を取っちゃいましょう。個人的にはブロックチェーンのテクノロジーに触れておくメリットが大きいと思います!
以上、仮想通貨のメリットは下記の通り。
仮想通貨5つのメリット
- ①:手数料が安い
- ②:送金スピードが早い
- ③:少額から購入できる
- ④:24時間365日取引OK
- ⑤:将来性がある
続いては仮想通貨のデメリットを解説します。
デメリットをちゃんと理解しておけば安心なので。
仮想通貨の5つのデメリット
先述したように仮想通貨には多くのメリットがある一方、次のようなデメリットがあります。
仮想通貨5つのデメリット
- ①:価格変動が激しい
- ②:即時決済が難しい
- ③:ハッキングの可能性がある
- ④:詐欺師にだまされる
- ⑤:法律による規制
それでは5つのデメリットについて分かりやすくご紹介します。
①:価格変動が激しい
ぶっちゃけ仮想通貨の価格変動は激しいです。
仮想通貨の中でもビットコインは価格が安定している方ですが、日本円やドルなどの法定通貨に比べると価格変動は大きいですね。
つまり、ハイリスク・ハイリターン。仮想通貨を投資対象とする場合、ハイリスクの側面にも目を向ける必要があります。
また、仮想通貨の中でもマイナーな仮想通貨(いわゆる草コイン)は1日で価格が2倍になったり半額に暴落したりするので要注意。
初心者ならビットコインなどのメジャーな通過を少額投資するところからスタートするのがおすすめ。まずは売買方法や価格の変動幅に慣れるのが重要。
②:即時決済が難しい
仮想通貨は即時決済が難しいです。
どういうことか。
仮想通貨を取引する際「検証→承認→確定」という手順がふまれます。なので、現金やクレジットカードのように「即時決済」がしにくい、というデメリットがあります。
とはいえ、最近はクレジットカード会社が仮想通貨が提携して決済時間は短縮傾向になっているようですね。
決済時間の問題は今後解決されるでしょう。
③:ハッキングの可能性がある
ハッキングの可能性がある。
仮想通貨はデジタル通貨なのでインターネットに接続された状態ではハッキングされる可能性があります。そのため、セキュリティ対策は必須。
仮想通貨の保管方法は主に下記の3つ。
仮想通貨の保管方法
- 仮想通貨取引所の口座内で保管
- ソフトウェアウォレットで保管
- ハードウェアウォレットで保管
実はブロックチェーンの仕組み自体がハッキングされたことは無いのですが、過去に仮想通貨取引所のシステム自体がハッキングさレたので「仮想通貨にハッキングリスク」のイメージがついています。
ちなみに、ウォレットとは仮想通貨を入れる専用の「お財布」のこと。
ウォレットを使用するときに使う「シードフレーズ(秘密鍵)」というパスワードがあり、これは絶対に他人に教えてはいけません。
特にネット接続状態の「ソフトウェアウォレット」の管理は慎重に。もちろん、USBメモリーのような「ハードウェアウォレット」で保管する場合も「シードフレーズ(秘密鍵)」は厳重に管理しましょう。
ウォレットの「シードフレーズ(秘密鍵)」は絶対に忘れない!
ウォレットの「シードフレーズ(秘密鍵)」は絶対に教えない!
④:詐欺師にだまされる
残念ながら仮想通貨の世界にも詐欺師はいます。
仮想通貨がニュースになる場合、たいてい詐欺被害によるネガティブなものがほとんど。実際に詐欺やハッキングにより国内外では数100億円の被害が出ているのも事実。
たとえば、下記の通り。
- ランサムウェア:ザックリ言うと、PCウイルスを使ってお金を要求される被害
- ロマンス詐欺:ザックリ言うと、恋人のふりをしてお金を騙し取られる被害
ぶっちゃけ現実世界でも仮想通貨以外のサービスでも詐欺や盗難は存在します。振り込め詐欺、結婚詐欺、ぼったくりバーなどなど。ただ、仮想通貨は実体がないため詐欺要素が強調されやすいんですよね…。
だまされないためには仮想通貨の勉強がコスパ良いかと。下記記事を参考に防御力を高めていきましょう!
⑤:法律による規制
仮想通貨は法律の規制にも要注意。
ぶっちゃけ、世界的に見ても仮想通貨に対する国家の目はきびしいです。
2018年3月のG20財務大臣・中央銀行総裁会議では仮想通貨の動向に対して「監視を求めること」という結論が出されています。
2017年まで仮想通貨の取引量が世界トップだった中国では2017年9月に中国政府による仮想通貨の取引が制限されるようになりました。
仮想通貨は円やドルなどの法定通貨のように国による価値の保証がありません。なので、ハッキングや経済変動により仮想通貨の価値が大暴落しても国は価値を保証してくれません。
日本国内の取引所で売買可能な仮想通貨銘柄の数は海外取引所に比べるとかなり限られています。
良くも悪くも、法改正・法規制には常に目を向ける必要がありますね。
以上、仮想通貨5つのデメリットでした。
仮想通貨5つのデメリット
- ①:価格変動が激しい
- ②:即時決済がむずかしい
- ③:ハッキングの可能性がある
- ④:詐欺師にだまされる
- ⑤:法律による規制
仮想通貨のデメリットを知れば必要以上に怖がる必要はありません。
少なくとも「仮想通貨=詐欺」という思考停止ではなく「仮想通貨でも現実世界でも詐欺師はいる」という正確な認識がが重要ですね。
以上、仮想通貨のメリットとデメリットをご紹介しました。
仮想通貨はこれからの金融市場をアップデートするデジタル通貨であることはイメージしていただけたかと。
イメージができたら、あとは行動あるのみ。
ぜひ500円のワンコインでも良いので仮想通貨を購入してみましょう!
国内の仮想通貨取引所でオススメなのはCoincheck(コインチェック)。アプリも使いやすいので、はじめての仮想通貨取引所としてはオススメです。取引所の口座開設は無料でOK。登録は30分程度あればサクッと登録完了できる。
サイトやアプリも使いやすいので最初の取引所としておすすめです。
公式サイトの手順に従って操作をすすめればサクッと口座開設できます。とはいえちょっとむずかしいと感じたら口座開設のやり方を下記記事で画像たっぷり解説をしているので参考にして下さい。
仮想通貨取引所の口座開設方法【かんたん5ステップ】
仮想通貨投資を始めるには仮想通貨取引所の口座開設が必要。
今回はCoincheck(コインチェック)の口座開設手順を下記5ステップで解説します。
コインチェックの口座開設【5ステップ】
- ステップ①:アカウント登録
- ステップ②:SMS認証の設定
- ステップ③:基本情報の入力・本人確認書類の提出
- ステップ④:2段階認証の設定
- ステップ⑤:銀行口座の登録
仮想通貨取引所の口座開設…なんて聞くとむずかしく感じるかもですが各ステップをふめば超簡単。
スマホ画像たっぷりの解説なので安心して下さい。PCで口座開設する場合も手順は同じ。サクサクいきましょう!
ステップ①:アカウント登録
公式サイトにアクセスして、上図のように①〜④手順で登録を進めてください。
- ① : ホーム画面の『会員登録』をタップ
- ② : 『メールアドレス』と『パスワード』をそれぞれ入力
- ③ :「私はロボットではありません」にチェックを入れる
- ④ :『会員登録』をタップ
そうすると、上図のような画面になるので①〜③手順で作業をすすめます。
- ① : 『メールをもう一度送る』をタップ
- ② : メール本文中の『URL』をタップ(登録したメアドに届いたメール)
- ③ :『デフォルトのブラウザアプリ』を開く
専用アプリを開くように①〜②を行います。
- ① : 『OPEN』をタップ
- ② : コインチェック専用アプリの『入手』をタップ
アカウント登録に向けて上記のように①〜④の手順をすすめます。
- ①:『同意する』をタップ
- ②:注意事項を確認したら『次へ』をタップ
- ③:各種重要事項に目を通してチェックを入れる
- ④:『同意する』をタップすればアカウント登録完了!
『アカウント登録』が完了しました。
ステップ②:SMS認証の設定
続けてSMS認証設定を行います。ますは上記のように①〜③の手順で携帯電話番号を登録します。
- ①:『電話番号確認』をタップ
- ②:登録したい 携帯電話番号(スマホ)を入力して『次へ』をタップ
- ③:携帯電話に届いた『認証コード』をタップしてコピー
続けてコピーした認証コードを入力ます。
- ①:入力スペースに先ほどコピーした『認証コード』を入力
- ②:『認証』をタップ
これで『電話番号認証』の登録が完了しました。
ステップ③:基本情報の入力・本人確認書類の提出
続いては『基本情報入力』。サクサク行きましょう。
上記のような画面になるので①〜④の手順を行います。
- ①:『基本情報』を入力します
- ②:『該当しない』をタップ(外国の重要人物かどうか)
- ③:『次へ』をタップ
- ④:入力内容を確認したら『確認して次へ』をタップ
以上で『基本情報の入力』は完了。続いては『本人確認書類』を提出を行います。なお、コインチェックに対応した本人確認書類は下記の通り。
本人確認書類
- 運転免許証/運転経歴証明証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 住民基本台帳カード
- パスポート
- 在留カード/特別永住者証明書(外国籍の方)
くわしい内容はこちらをチェックし下さい。
ちなみに、コインチェックの「本人確認書類」の提出方法は2パターンあります。
2パターンの「本人確認書類」の提出方法
- パターン①:【かんたん本人確認】←オススメ(ネットで完結します)
「LIQUIDのスマホアプリ」を利用してオンライン提出 - パターン②:【ハガキによる本人確認】
「画像郵送と本人撮影」+「補完書類(2種類)」を郵送
結論、【かんたん本人確認】がおすすめ。ネット完結で圧倒的に便利なので。本記事では【かんたん本人確認】のやり方のみ解説します。
上記の画面のように①〜④の手順で『本人確認書類』を選びます。
そうすると、上記のような画面になるので手続きをすすめます。
- ①:『メールアプリを起動』をタップ
- ②:メール本文中の『URL』をタップ(登録したメアドに届いたメール)
LIQUIDアプリを利用して本人確認を行います。
- ①:アプリの使用について『同意して次へ進む』をタップ
- ②:利用規約を確認したら『同意して次へ進む』をタップ
- ③:『本人確認書類』を選ぶ
- ④:チェックを入れて『次へ進む』をタップ
スマホカメラの撮影画面になるのでガイダンスに従って顔写真のアップロードを行いましょう。
- ①:アプリの使用について『次へ』をタップ
- ②:利用規約を確認したら『撮影開始』をタップ
ガイダンス通りに行えばカメラ撮影はサクッと終わります。撮影が完了したら『アプリを開く』をタップ。
アプリを開いたら『本人確認書類』の提出が完了した状態になっています。
あとは審査を待つのみ。
本人確認書類の審査には少し時間がかかります。
待っている間に『2段階認証』の設定と『銀行口座』の登録を行いましょう。
ステップ④:2段階認証の設定
審査完了を待っている間に2段階認証の設定を済ませておきましょう。
「2段階認証」とはセキュリティ対策。専用の認証アプリを利用することで、不正なログインや送金が防止できます。
コインチェックのアプリを開いたら①〜③の手順で2段階認証をすすめます。
- ①:アプリ下部の『本人確認』をタップして、アプリ右上にある『人形マーク』もタップします。
- ②:『2段階認証』をタップ
- ③:『セットアップキー』をタップ
このセットアップキーは後ほど(2段階認証アプリの設定時)利用します。
2段階認証アプリの設定を行いましょう。
- ①:セットアップキーがコピーされた状態で『認証アプリ設定』をタップします。
- ②:『Google Authenticator』を選ぶ
- ③:アプリStoreから『Google Authenticator』を『入手』
2段階認証はアカウントを保護してくれるセキュリティ設定。この設定でハッキングリスクは減少します。
日本円・仮想通貨を出金する際にも必要なので設定します。
まずはスマホに認証アプリ『Google Authenticator』をダウンロードしてください。
上記のような画面になるので①〜④の手順を行います。
- ①:『セットアップキーを入力』をタップします
- ②:アカウント欄に任意の名前を入力する
- ③:『セットアップキー』を入力(先ほどコピーしたもの)
- ④:『追加』をタップ
上記のように認証アプリが起動。認証コードは①〜③の手順で設定します。
- ①:『6桁の認証コード』をタップ(タップすると自動的にコピーされる)
- ②:コインチェックのアプリに戻って『6桁の認証コード』を貼り付けたら
- ③:『設定を完了』をタップ
これで『2段階認証』の設定は完了。
登録したアドレスに『2段階認証完了のお知らせ』というメッセージが届きます。
以上で『2段階認証』の設定は完了。後は『銀行口座』の登録を行いましょう。
コインチェックで対応する本人確認書類は下記の通り。
ステップ⑤:銀行口座の登録
口座開設をしたらいつでも行動できるようにビットコイン投資やNFT売買にそなえて銀行口座を登録しておきましょう。
ログインするとコインチェックのホーム画面が開くので画面下にある『ウォレット』のタブをタップ。
『入出金』をタップ。
上記のような画面になるので『入金』をタップします。
そうすると振込先の銀行口座の情報が表示されます。コインチェック指定の振込口座で『GMOあおぞらネット銀行』と『楽天銀行』の2つ。
※『住信SBIネット銀行』口座:振込口座としての取扱い終了(2023年1月31日)
ひとつずつ見ていきましょう。
『GMOあおぞらネット銀行』の振込口座番号。
『楽天銀行』の振込口座番号。
コインチェック指定の「振込口座」は『GMOあおぞらネット銀行』と『楽天銀行』の2つ。利用したい銀行をタップして手続きを完了させましょう。
以上、スマホを使ったコインチェックの口座開設のやり方でした。
口座開設が完了したら日本円の入金作業にチャレンジ。まずは試しに500円を入金してみましょう!
Coincheck(コインチェック)に日本円を入金する方法は下記記事で解説しています。
仮想通貨にかんするよくある質問と回答
最後に仮想通貨のよくある質問にお答えします。
質問内容は下記のとおり。
仮想通貨のよくある質問5つ
サクッとチェックして疑問や不安を解消しておきましょう!
質問①:安心して取引できる仮想通貨取引所はどこですか?
質問:安心して取引できる仮想通貨取引所はどこですか?
回答:下記4つの取引所なら安心です。
おすすめの仮想通貨取引所4つ
おすすめの理由は下記の通り。
- セキュリティ対策がしっかりしてる
- 取引画面が見やすくて使いやすい
- 運営企業の信頼性
- 取り扱い通貨数が多い
金融庁に「暗号資産交換業者」として登録されているので安心。
仮想通貨取引所を比較したい場合、下記記事をご覧下さい。
実体験ベースで口座開設の方法を紹介しているので参考になるかと。
質問②:どのような基準で仮想通貨を選べばいいですか?
質問:どのような基準で仮想通貨を選べばいいですか?
回答:自分がもっとも重視する目的から選ぶ
「リスクをとって大きなリターンを求めたい」
ICO(新規仮想通貨公開)したばかりの仮想通貨を購入しましょう。
「利益は少なくてもいいから堅実にお金を増やしたい」
ビットコインをドルコスト平均法で定期購入しましょう。
「とってもカワイイNFT画像を購入してプロフィール画像にしたい」
まずは仮想通貨のETH(イーサ)を仮想通貨取引所で購入しましょう!
というふうに目的に合わせて購入する仮想通貨の種類は変わります。なので「どのような仮想通貨を購入するか」は、自分の目的から選ぶのがベスト。
質問③:初心者が仮想通貨を購入するときのNGポイントは?
質問:初心者が仮想通貨を購入するときの注意点は?
回答:草コインは選ばない
ホワイトリストに入った仮想通貨であれば、草コインと比べて安全性や信頼性が高いでしょう。
メモ
- ホワイトリストとは、金融庁に登録された国内取引所で取り扱われている仮想通貨のこと。
- ホワイトリストは一定水準の安全性があるので仮想通貨を購入する際の参考になるかと。
※「ホワイトリスト」という言葉は俗称であり金融庁から発表されているものではありません。
初心者が仮想通貨投資するならビットコインかイーサリアムがベスト。
あとは各プロジェクトや目的に合わせて仮想通貨を選びましょう。
質問④:仮想通貨と法定通貨の違いは何ですか?
質問:仮想通貨と法定通貨の違いは何ですか?
回答:違いは下記のとおり
仮想通貨と法定通貨の違い
- 法定通貨:日本円や米ドルなどの法定通貨は中央銀行によって発行・管理されています。また、紙幣や硬貨など物理的な実体が存在しています。
- 仮想通貨:発行主体や中心的な管理者は存在せず、ブロックチェーン技術と世界中の利用者の信用に基づいて価値が担保されています。また、物理的な実体は存在せず、インターネット上の電子データとして存在しています。
質問⑤:仮想通貨の取引で得た利益に税金はかかりますか?
質問:仮想通貨の取引で得た利益に税金はかかりますか?
回答:利益が出た場合は所得税と住民税がかります
仮想通貨取引で得た利益は総合課税の「雑所得」扱いとなり、給与所得などと合算されます。
所得額が大きくなるほど加算される「累進課税」で最大45%(住民税を入れると約55%)の所得税が課されます。
以上、仮想通貨のよくある質問でした!
必要に応じてチェックして下さい
まとめ
本記事では初心者向けに仮想通貨の基礎知識がマルっと解説しました。
内容をおさらいすると下記の通り。
本記事の内容
気になる見出しがあればチェックして下さいね。
本記事では仮想通貨を理解できるように分かりやすく解説しています。でも、超コスパ良く理解する方法は実際に仮想通貨を買ってみること。
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まずは取引所を開設して仮想通貨を買ってみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございまいた。